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英語が苦手でも、re:Inventは怖くない。むしろ、re:Inventから海外に興味を持っていこう

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Classiアドベントカレンダー8日目です。
今回は、今年参加してきたAWSのグローバルカンファレンスre:Inventに関する内容になります。
社内のWantedlyブログに投稿した内容の補足記事になります。

全AWSエンジニアの憧れイベント、re:Invent 2018に初参加してきました

この記事とは別に、社内でも簡単な出張報告を行いました。
そのときに、「英語が不安なんですけど、大丈夫でしたか?」という声をいくつか聞き、その不安が懸念でre:Inventに参加するのをためらうならもったいないなあと感じたので、そうした方々の不安を多少緩和できる内容をいくつか紹介しようかなと思います。

誤解のないように最初に書いておくのですが、「英語ができないままで安心するのではなく、英語ができるとre:Inventをより楽しめることができる」といった内容になります。

はじめに:著者の英語力

私は米国の本土出張は初めての経験でした。プライベートでの海外旅行経験はイギリスなどの英語圏を含めて何カ国かありますが、ほとんど英会話ができない状態です。
具体的には、Airbnbで海外のホストの方の家に宿泊して、

   ホスト:「あなたが宿泊している部屋は、昔娘が使っていた部屋なのよ」
著者:「おお、そうなんすか(意訳)」
ホスト:「私も昔京都に旅行したことがあったわ」
著者:「おお、そうなんすか(意訳)」
ホスト:「結婚はしていないけど、同居人がいるの。君にも紹介するね」
著者:「おお、そうなんすか(意訳)」

といった簡単な2,3回の英会話のキャッチボールぐらいができる感じの英語力です。
数十分〜1時間英語でフリートークで話してと言われたら、やたらボディランゲージが増えて挙動不審になります。

出国前

空港

ツアー手続き

海外渡航経験が乏しい方向けに、最近は毎年ツアー申し込みが行われている様子です。
re:Invent参加にあたっては以下の事務手続きが必要なのですが、この辺りの事務手続きが苦手な方は、ツアー経由での利用が圧倒的に楽だと思います。

  • 航空券
  • ホテル
  • ESTA代行
  • re:Invent参加登録
  • JapanNight参加登録(現地での日本人ネットワーキングパーティ)

社会人的なTipsとしては、請求書も一つに揃えられるので、経費精算処理とかも楽になりますw
少なくとも、ツアー会社さんが大分味方についてくれるので、事務手続き的なトラブルの心配はほとんどなくなるかなと。

あるとよいもの

フライトが長時間(機内食は2回)になるので、機内で体力消費を軽減するために、以下の2つはほぼ必需品じゃないかなと思います。

  • ネックピロー
  • スリッパ(機内でトイレとかに行く用)

また、開催場所のラスベガスはすごく乾燥するのと、会場が複数会場でかなり広いため、歩き回れる靴があるとよいです。
なので、必需品の次点としては、

  • スニーカー
  • リップクリーム
  • 保湿クリーム

このあたりは持参物に入れておいた方がよいかなと。

著者が今年経験したトラブル

お恥ずかしながら、私は出国時に日本円を米国ドルに換金するのを失念していました。
米国での生活はほぼクレジットカードなので特に困らなかったのですが、一つどうしても困ったのが、ベッドメイキングの方へのチップです。
なので、現地で一緒に参加していた知人を探し出し、ランチを奢ることで、ドル札をカツアゲ手に入れることができました。
最近のre:Inventは、日本からの参加も1,000人以上いるので、国内で何かしらのコミュニティに参加していれば、現地でもこうして日本語が通じる人を見つけることができるかなと思います。

また、re:Invent前にも事前勉強会があったみたいです。

re:Invent2018 Standby 事前勉強会 | イベント資料一覧

こうしたイベントに参加しながら、FBのグループに入っておくと、re:Invent当日までおよび開催中の情報交換にすごく役立つんじゃないかなと思います。

re:Invent開催中

受付

re:Inventはいくつかのスタイルがあります。全部の形式には参加できていないのですが、いくつか体感した感触を記載してみようと思います。

Keynote

Keynoteは、Keynote会場に行けば同時通訳が行われます。
ですが、会場はかなりの人間がいて、同時通訳アプリが不安定になっていたので、私は結局使うのをやめました。
Keynoteに関しては、各社ブログに記載しますし、後日Youtubeにも上がる内容なので、新サービス紹介の温度感を感じることに専念すればよいかなと思います。

個人的に、Keynote最中に空気が変わった(聴衆の口笛とかが大きくなった)のは、以下のサービスだったかなと。
会場の座っている位置とかでもまた印象が変わるかもしれません。

AmazonTimestream Amazon Managed Blockchain

セッション

セッションのいくつかは、Youtubeにあげられて、資料も公開されます。

AWS re:Invent 2018 Breakout Sessions(Youtube)

もし、AWSには慣れているけど、英語のヒアリングに自信がない方は、各セッションがレベル分けされているので、入門レベルの内容を自分の頭の理解とセットで聴講してみるのもよいかなと思います。

チョークトーク

ホワイトボードやセッションの合間に、聴衆の質問などを受け付けて、スピーカーが質問を受けつけ、その場でディスカッションを行っていくというスタイル。
正直、ここの議論にもっと混ざりたかった…

EXPO

企業の出展ブースです。ここで英会話のチャレンジを行えます。 自分が気になるサービスや、今使っているサービスのブースに行って、デモを見せてもらいながら、自分が疑問に思う内容とかを画面を指しながら、ディスカッションを行うと、相手もそれなりに理解してくれるので、対応する画面を開いてくれたりします。

ブースによっては、Tシャツとか靴下をくれるブースがあります。ただ、後半になると、サイズが大きいものばかり残るので、早めに気になるブースを訪問して、ディスカッションしながら、小さめのサイズのノベルティをもらうというのがよいかなと思います。

re:Play

replay

これぞ海外カンファレンス!!といった規模感のイベントです。 国内にいると、re:Inventで発表される新サービスや新機能が話題の中心になりますが、re:Inventで主要な新サービスの発表が終われば、現地にいる人はかなり熱狂的な野外フェスで盛り上がります。英語ができなくても、海外フェスに参加する気分が味わえるので、海外のエネルギーを感じるにはすごくよいイベントだと思います。 (ここの項目が、文章や写真だけだとうまく伝わらないorz)

re:Invent開催中に感じたこと

各サービスや新機能については、国内にいても皆盛り上がっているのが分かるのですが、英語圏のニュースは日本にいると一回り遅れて報道されてくるんだなあと。 例えば、2019年にAmazonが脱Oracleするというのは結構衝撃的なニュースだと思うのですが、リアルタイムで日本で話している人は少なく見えるなあとか。。。

Amazon will be off all Oracle databases by end of 2019, says AWS chief

帰国後

re:Inventのかなりの情報が日本語でも流れてきます。一人でre:Inventの全セッションを回るのは無理なので、この内容はちょうど復習にも使えるのかなと感じます。 また、re:InventのいくつかのセッションがYoutubeにあげられるので、字幕設定をONにすれば最新の英語学習教材として活躍してくれます。

普通の英語の勉強法だと、自分が興味のない会話とかが中心で、勉強が続かないとかがよくありがちかなと。これが、実際にre:Inventを現地の時間軸で経験すると、

  • 「ああ、あのときのイベントはこういった表現で話されているのか」
  • 「あの機能を英語ではこう説明するのか」
  • 「あのセッションの詳細は聞き取れなかったけど、会場の笑い声はこういうことだったのか」

というのが、英文を見ると改めて実感できたりします。
考えてみれば、日本語でも自分が興味がない内容は頭に入ってこないので、下手に語学を無理やり勉強するより、自分がいつも使っている技術分野でまずは英語に対する興味を伸ばしていくのがよいのかなと感じました。

ちなみに、今年注目サービスのDeepRacerのハイライトに関しては、4分程度の内容でカーレースみたいな動画の作りになっているので、かなりかっこいい仕上がりになってますw

deepracer.jpeg

AWS DeepRacer – Highlights from AWS re:Invent 2018(Youtube)

さいごに

冒頭にも記載しましたが、「英語ができるようになると、re:Inventはより楽しめる」ようになります。 re:Inventに参加すると、re:Invent以外の海外カンファレンスにも参加してみたくなるので、同僚の英語勉強法などを見ながら、私も改めて英語を勉強していこうという刺激を受けた1週間でした。

その他:来年参加される方の参考になりそうな記事

AWS re:Invent2018行って来た〜来年初参加の人へ