SIerからソーシャルアプリプロバイダーへの転職活動を終えて思ったこと

以前、BtoBとBtoCのシステム業態の違いについてメモしておきましたが、
この度インフラエンジニアとして、SIerからソーシャルアプリプロバイダーへの転職が確定したので、転職活動内容を記しておきます。
ちなみに、複数の企業と面接をしていて、システム開発に対する考え方やシステム運用方法は、以前書いた記事とほぼ同じだと感じました。
業態の違いによる、システム特徴の違い – 都内在住エンジニアの思考整理録

1.選考でアピールすべき内容について

「運用経験」「トラブル経験」を中心に話せばよいと思います。
Webサービスのシステムは、閉じられた企業システムに比べて、予測不可能なトラフィックが発生するため、
稼働しているシステムに対して、どれだけ冷静なトラブル対応を行えるかを判断基準にされるようです。
私の場合、運用経験が少なかったこともあり、 書類は4割ほど通りましたが、その後の面接で落ちることが多かったです。
#落ちた際の主な理由は、「スキル不足」でした。

2.Webサービス企業について(大企業系)

Webサービスの転職を考えた際、現在はおそらく以下の会社への転職を中心に考えることになると思います。

  • GREE
  • DeNA
  • mixi
  • サイバーエージェント
  • 楽天
  • Yahoo Japan
  • ドワンゴ
  • livedoor

これらの企業は、すでに稼働しているシステムが大規模のため、
数十台規模の管理しかしていないSIerインフラエンジニアの方であれば、その人に何らかの秀でた技術スキルがないと、採用が厳しい印象を受けました。
オープンソースのコミッターであるとか、コミュニティを利用してトラブルシューティングをした経験があるとかですね。
少なくとも、「数百台のサーバ管理をするのはできるか?」という問いに関しては、
「こういった理由があるから、私にもできると思います」という答えを用意しておく必要があります。

3.Webサービス企業について(NOTソーシャルゲーム系)

後は、少し規模を下げた主なWebサービスの会社(ソーシャルゲーム会社を除く)としては、

  • ナビタイムジャパン
  • ECナビ
  • カカクコム
  • ぐるなび
  • クックパッド
  • Pixiv
  • ネイバージャパン
  • はてな

といった所があります。それぞれサービスに特色があり、勉強会でも事例を共有しているので、
事前にslideshareやUstreamで技術要素を調べておくことをオススメします。また、調べるだけでなく、実際に一緒に働く人を見るという点でも役立つと思います。
#SIerよりも少ない人数で仕事をするので、現場の人と性格が合う合わないは死活問題になりますし。

4.Webサービス企業について(ソーシャルゲーム系)

ソーシャルゲーム系の会社に関してですが…….流行りです。いっぱいありますw
そろそろ勝敗が出てきた業界ではありますが、 GREE側陣営とモバゲー側陣営で勢いがある企業は、個人的に以下の企業だと思いました。

  • GREE,モバゲー共通
    • コナミデジタルエンタテインメント
  • GREE陣営
    • gumi
    • ドリコム
  • モバゲー陣営
    • GMS
    • Klab

おそらく後3年もすれば、上記の企業や上記以外の企業が合併したりして、 ソーシャルゲーム市場が大きくなっていく流れになると思います。
面接をしていて思ったこととしては、各社それぞれ風土や技術要素が違うので、
今後の自分のキャリアパスを考えた上で、上記の企業を受けることをオススメします。
【余談】
ソーシャルアプリプロバイダーのことは、業界の人はSAPと呼んでます。そのため、SIerの方はパッケージ製品ではないことにくれぐれも注意されたしw
#実は、最初わからなかったんですorz

5.転職活動を終えて

Webサービス企業を受けて、私がアピールしていた内容としては、
「勉強会に行っている」 「IaaSやPaaS製品を使っている」 といったように、技術好きということをアピールしていました。
ただ、企業側で最終的に判断された内容としては、

  • ロジカルシンキング
  • コミュニケーション力

が中心で、技術スキルについては話題にはなりましたが、最終的な判断材料にはなっていないようでした。
そのため、技術スキルが足りていないという方であっても、「Webサービスに携わりたい」という思いがあるのであれば、チャレンジしてみてもいいと思います。
やってきてないことはやってないのですし、自分を必要以上に飾らずに、これまでやってきたことを改めて自信を持ってアピールすることが重要なんだと思いました。