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DeNA南場社長交代について思うこと
DeNA南場智子社長が家庭の都合で退任するそうです。
現在最も勢いのあるIT系ベンチャー企業として、今後の動向がたいへん興味がある人事です。
「ベンチャー企業は創業社長と同一視されてみられがちだが、会社は私の人格と別個に成長してほしい」
という一文が、すごく感銘を受けました。
創業者がいないと経営が回らないという状態を避けるため、
- 意欲と実力のある後進を社長に任命
- 自身は経営陣の中核に退き、後進社長の成長を見届ける
- 後進が育った所で、自身はリタイア(or別の事業を行う)
といった、引き継ぎの流れが一つの理想だと思いますが、
実際は、2.の段階で思うように後進が育ってくれず、3.の段階まで辿り着けないことが多いように思います。
IT業界はまだまだ未成熟な業界ですし、これから創業社長≠現社長の企業が増えていく中で、
創業者の意識を引き継ぎながらも成長していく、ITベンチャー企業のお手本となって欲しいと思いました。