マジコン被害についての私見

興味深い記事があったので、思考の整理用にブログに記載。
[GIGAZINE]
被害額4兆円近く、終わらないマジコンの製造・販売に刑事罰の導入を検討へ
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20101011_majikon/

記事内に紹介されているPDFによると、国内だけでも約1兆円。 ソフトの公開サーバは海外が中心だけど、接続しているのは米国1位。日本が2位。

現在のITを考えると、家庭用の専用ゲーム機にソフトを販売するというビジネスが、もう時代に合っていないのは明白。
ユーザにハードもソフトも渡すということは、「どうぞ解析してください」ってことだし。
やはり、ソフトに認証つけてダウンロード配信ってのが、ゲーム業界としては必須の流れだと思う。

ただ、そう考えると、ゲームをダウンロードしたり、攻略サイトを探すために、
今後はPCを使う低学年の小学生もたくさん出てくる(現在でも相当数の子どもがいると思うが)。

となると、学校で情報教育を教えるよりも早く、家庭で情報倫理を教えることが必要になるんじゃないかだけど、
そんな情報倫理を教えることができる家庭は、現状はほとんどない。

「人を殺しては駄目」「授業時間は立ち歩かない」、といった昔からの倫理観については、親の家庭での教育にもよるが、小学生の内からたたき込まれる筈。
だけど、人が直接見えづらいITについては、まだ倫理観が家庭内で継承できていないのではないか。

いや、正しくは、むしろ子どもに継承するほど、親がITについての倫理観を持っていないということが正しいのだと思う。
そのことによって、子どもが勝手にゲームの違法ダウンロードを行ったり、自分の個人情報をネットに配信し、
現在のネットに関するトラブルの原因となっているのではないか。

となると、学校よりも家庭に情報倫理を浸透させる方が先なのか?

これについては、学校が先か家庭が先かではなく、「学校と家庭が協力して倫理観を形成していく」という答えになる筈。
このあたりの倫理教育は、旧来と何ら変わりない。しかし、教員も家庭も、ITについてはまだ倫理観の形成が不十分。

今後ますます海外の国もネットインフラが整備されていく中で、人はITと上手に付き合うためにも、よりよい倫理観を形成していかねばならないと思う。