レーシックではない視力回復手術、ICL手術の体験記

家にあった1dayのソフトコンタクトレンズが切れて、「ランニングコストもかかるし、そろそろレーシックでもやってみるかなあ」と視力回復手術を受けに行ってみたら、私の体質上ICLを勧められたので、ICL手術を受けてきた話です。
そんなに何度も経験することでもないと思うので、視力回復手術に興味ある方向けにメモを残しておきます。

1. 視力回復手術を受けようと思った動機

私の場合、視力回復手術を受けようとした動機は、以下の4点が主な理由でした。

  1. コンタクトレンズを定期購入するランニングコストやゴミを抑えたかった
  2. 朝起きて、メガネを探すメガネがほしくなる手間が惜しかった
  3. スポーツジムに行く頻度が増えたので、コンタクトレンズを入れる手間が増えていた
  4. 災害時の避難所移動や緊急入院など、眼鏡やコンタクトとどこまで一緒に行動できるかが不安だった

このあたりがここ数年気になっていたところ、コロナで10万円支給もあるとのことで、「じゃあ、受けに行ってみるか」と思い立った次第です。

2. ICLってどんな手術なの?

ICL手術は、端的にいうと、永久に使えるコンタクトレンズを目の中に埋め込む手術です。元AKBの指原さんや厚切りジェイソンさんも手術を受けたという記事をちらほらみかけます。具体的なイメージは、ICL研究会のHPを見てもらうとイメージがしやすいかなと思います。

ICL研究会のHPより

レーシックだと角膜を削り取ってしまうので、手術後に問題があっても元の状態に戻すことはできません。一方、ICLでは術後に問題があったら、レンズを取り除けばよいので、そこがレーシックとは大きく違う手術内容になります。ただ、目の中にコンタクトレンズを入れるため、ボクシングなどの格闘技をガチでやっている人には、不適な手術方法になるとのことです(後述にもありますが、手術前に格闘技を行っていないかというチェックリストを記入させられます)

3. 手術当日までに調べたこと

冒頭にも書きましたが、私は最初からICL手術を決め打ちで実施しにいったわけではありませんでした。とはいえ、レーシックがやたらと流行っていた2008年頃から考えると、何か新しい技術はあるだろうと思ってたので、一応事前にざっくり調べておきました。

調べている中で、ICL研究会のHPなどを知ったのですが、レーシックとSMILEとICLが、2020年では現在広く普及している視力回復施術だということまでは調べておきました。また、施術は行わないようですが、オルソケラトロジーという手法もあることを知りました。以下、簡単にそれらの特徴(個人的に手法の違いを感じていたところを赤字で記載)とYoutubeで公開されている手術動画を記載しておきます。

3−1.レーシック(LASIK)

【値段】
 ・10万円台から20万円台ぐらい
【特徴】
 ・広く普及しているため、一番安い
 ・フラップ(角膜をはがした蓋)を作成するため、角膜が衝撃に弱くなる
 ・レーザーで角膜を削るため、術後に不具合があっても元の状態に戻せない
 ・ドライアイになりやすい
 ・直後はハログレア現象が起きやすい
 ・2008年頃がレーシックブーム。最近は大きな事故は起きていない模様
 ・知人にも、10年以上不具合ない人が多かった
【動画】

TRSC International LASIK CenterのHPより

3−2.リレックススマイル(ReLEx Smile)

【値段】
 ・30万台ぐらいから
【特徴】
 ・レーシックよりは高い
 ・対応している病院がないところがある
 ・フラップを作成しないため、角膜の切開量がレーシックより圧倒的に小さい
 ・レーザーで角膜を削るため、術後に不具合があっても元の状態に戻せない
 ・レーシックよりは、ドライアイになりにくい
 ・直後はハログレア現象が起きやすい

宮原眼科医院様のHPより

3−3.ICL(眼内コンタクトレンズ)

【値段】
 ・40万円台から70万円台ぐらい
【特徴】
 ・調べた中では、一番高い
 ・対応している病院がないところがある
 ・フラップを作成しないため、角膜の切開量がレーシックより圧倒的に小さい
 ・術後に不具合があれば、コンタクトレンズを除去すれば元に戻せる
 ・レーシックよりは、ドライアイになりにくい
 ・レーシックでは対応不可能な、強い近視にも対応ができる
 ・コンタクトレンズの矯正範囲があるので、レーシックほどの微調整はできない
 ・直後はハログレア現象が起きやすい

【動画】

サトウ眼科様のHPにリンクされていた、ICL手術の動画

3−4.オルソケラトロジー

【値段】
 ・20万円台ぐらいから、定期検診や洗浄液のコストがかかる
【特徴】
 ・夜間に専用のコンタクトレンズをはめて就寝して、角膜の形状を矯正する
 ・日中の視力を徐々に矯正する
 ・夜間にコンタクトレンズをはめるのをやめれば、視力はまた元に戻る
(夜コンタクトレンズを装着するのが煩わしいなと感じたので、このあたりでもうあまり事例とかを調べてない…)

上記の手法とメリットデメリットを一通り調べたので、月曜に電話をして、金曜に病院に予約を取りました。一応、適応検査を行って手術を行って帰宅するまで、一日で終わるという説明を受けました。

4. 手術当日(検査から手術開始まで)

10:30 病院到着
簡単な問診票に回答して、適応検査(アベリーノ角膜変性症の遺伝子検査とのこと)。頬の裏に綿棒みたいなものをこすりつけるだけで、特に怖い検査ではないです。このときまでは、「リレックススマイルかICLのどっちかにしようかな」ぐらいの感覚でいました。

〜13:30 各種検査
このあたりの検査を行っているとき、私は角膜の形状の問題で、ICLを勧められました。事前に手術内容を調べていたので、ICLを選択し、病院内にレンズの在庫があるかを調べてもらって、当日手術が受けられることになりました。

説明を受けた内容としては、上記のような角膜の形状を等高線上に表した図で、私の場合は、左目の角膜の下側がぽっこり出ている形(黄色の方が傾斜がきつい)になるため、角膜の中央を削るレーシックだと、さらに高低差で出てしまい、乱視などの別の症状が出てしまうとのことで、仮にレーシックを実施したとしても、角膜強靭化オプションをつける必要があり、高額になるため、ICLの方が適しているとのことでした。

〜14:45 手術開始まで待機
このあたりで15分ごとに差す目薬を渡されます。瞳孔を開いたり、抗生物質対策用途とのこと。昼食を取りに病院の外に出てもよいとのことだったので、私は外出したのですが、まぶしすぎて目が開かず、ちょっと道中が危なかったです。一日でICL手術を行う方は、簡単な軽食を持参しておいた方がよいかもです。

5. 手術当日(手術中から帰宅するまで)

15:00 手術用キャップをはめられ、手術待機室へ移動
移動した後も、定期的に目薬を差されます。一日で目薬を差した回数は、おそらく一日で最多の日でした。瞳孔を開いたままにしたり、抗生物質対策用の目薬だという話でしたが、この各種目薬の違いについての説明は少し少なかったかなと思いました(スタッフの方いわく、専門ではないとのことで、私が興味本位で質問攻めにしてしまったのもありそうですが><)


16:00頃? 手術開始
ICL手術動画を見て、当日病院に行きましたが、結果的にこれがよかったです。手術中に切開されたり、レンズを設置してもらうときに、「あー、この視界の歪みはレンズが入ってきたのかなあ」とかが感覚的に理解できたので、多少不安が緩和されました。それでも、視界が歪んでいくのを見ながら手術されるのはめっちゃ怖いです。何度も受けたい手術ではないです、念のため^^;

17:00頃? 手術終了
手術が終わった後、薄目を開けて、術後待機室へ移動。SOYJOYや緑茶を準備してくれていたのですが、術後直後は食事をする気持ちにはなれず、両方持ち帰ることにしました。この間、ほぼずっと目を瞑っていて、少し眠ってました。

18:00頃 術後診察&会計
術後に、簡単な診察を受けました。特に問題がなかったため、保護用サングラスを渡され、会計や招待クーポン券をもらって終了。

19:00頃 帰宅
コロナの影響で帰りの電車もそんなに混んでなかったので、平日でしたが座って帰宅できました。意外と、コロナで人がいない今の方が視力回復手術を受けるにはよいのかも

6.まとめ

私のケースだと、乱視や度数もそこまできつくなかったため、費用としては両眼で46万円(税込)ぐらいでした。乱視や度数、病院によって、この値段は変動するみたいです。
ICL手術を受けて、約1週間が経ちましたが、視力は2.0ぐらいに回復しているので、術後は良好です。ICL手術後1ヶ月間は目薬を差し続ける生活になるため、まだ何かあるかもしれませんが、ひとまず現時点で満足した視力が回復できているので、どなたかの参考になるかと思い、記事を投稿しておきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です